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海野和男のデジタル昆虫記

顕微鏡レンズでのモルフォチョウの鱗粉を深度合成

顕微鏡レンズでのモルフォチョウの鱗粉を深度合成
2014年09月01日

 Nikon E-Plan 20X/160という旧式のレンズを使った。最初、ベローズにレンズを付けたが、被写体との距離があまりにも近くうまくいかないので、顕微鏡そのものを使った。カメラが取り付けられる顕微鏡だったら、ベローズにレンズを付けるのと結果は変わらないはずだ。けれど、ぶれは抑えられるから、その方が有利であろう。マイクロフォーサーズなので、画面のケラレも全くない。
 モルフォチョウ(メネラウスモルフォ)の鱗粉は思っていたより大きかった。モルフォチョウの鱗粉は多層幕構造であるが、光学顕微鏡ではそこまではわからない。
 メネラウスモルフォの場合、表面には半透明の鱗粉があるようだ。この鱗粉自体は無色のようだが、光が当たると青く光る。この鱗粉の下にもう一枚鱗粉があるようで、こちらの方が青みの強い光を発しているようだ。

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