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海野和男のデジタル昆虫記

マイクロフォーサーズ用レンズでの超マクロ撮影

マイクロフォーサーズ用レンズでの超マクロ撮影
2014年09月02日

 天気が良くないせいもあり、鱗粉の写真にはまってしまった。今回は一般の撮影用レンズを使用してみた。普通の撮影レンズではそのまま使うと画質が極端に落ちるので、リバースするのが常套手段だ。延長チューブの長さが同じなら、広角になるほど倍率が上がる。
 とりあえず使って見たのはM.ZUIKO DIGITAL ED 12mmをリバース。トリバネアゲハの前翅の緑色の部分を撮影してみた。倍率は20倍程度。トリバネアゲハの構造色はカラスアゲハとは異なるようで、表面には細かい粒子のようなものがあるように見える。
 このレンズのリバースは、Bellows Micro ROKKOR 12.5mmと比べてもあまり遜色はなかった。若干甘いのは少しぶれて言うためと思う。(下は一部を拡大)
 トリバネアゲハの鱗粉もカラスアゲハ以上に湾曲している。これは多分、構造色の鱗粉に共通する現象かもしれない。
 絞りはF4を使用。マイクロフォーサーズ用レンズは手動絞りがないから、レンズをはずした状態でF4に設定はできない。裏技があって、F4でロングシャッターを切り、その間にレンズをはずす。するとその時の絞り値で絞りが固定される。これはNikon1でも同様だ。けれど万一壊れる可能性がないとは言い切れないので、自己責任の範疇である。

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